便秘の種類毎に考える便秘対策

便秘と一言でいっても、いくつか種類があります。
きちんとその種類にあった便秘対策を行わなければ、逆に悪化してしまう可能性もあるため注意が必要です。

 

日本人に最も多い便秘が「弛緩性便秘」です。大腸を動かす筋力が不足していることで腸のぜん動運動が不十分になったり、加齢によって内臓が垂れ下がる、ダイエットをする若い女性は筋力が落ちている、便の水分が不足してることなどが理由で引き起こされます。
弛緩性便秘の対策としては、ジョギングやウォーキングなど運動をして腸の周りの筋肉を鍛える、マッサージをして腸を刺激する、食事を改善することも効果的で、食物繊維や発酵食品などを積極的に摂取することで腸内環境を整えます。

 

ストレスが溜まっている人に多いのが「痙攣性便秘」になります。
ストレスなどによって自律神経が乱れることで、大腸が正常に働かなくなり様々な影響があります。便秘だけではなく下痢を交互に繰り返したり、強烈な痛みが出ることもあります。
痙攣性便秘に対する対策としては、ストレスが溜まらないようにすることと同時に、生活リズムを整えて睡眠時間をしっかり取り、腸の刺激になるような食べ物を控えるようにし、ウォーキングなどの運動を行います。また、自律神経を整えるためにはリラックスできるツボを押すことなども効果的です。

 

器質性便秘は腸や胃、肛門などの他の器官の疾患が影響することによって起こる便秘です。長期化すると命の危険がある場合もあるため注意が必要です。
症状は原因になる病気によって違ってきますが、便秘以外にも血便や嘔吐、強烈な腹痛などが発生することもあります。
原因になる病気としては、大腸ガンや腹膜炎、腸閉塞などが挙げられます。
改善するためにはこれらの原因となる病気を治すことが重要となります。

 

便秘対策をするためには、便秘の原因を知る必要があります。ただの便秘と思ったら命に関わる病気が関係してたというケースもあるため、ただの便秘と考えずにきちんと対策していくことが大切です。